もとは pic マイコンで何かやる ことが目的で、たまたまフィット用の瞬間燃費系が面白そうなんで作ってみた、というものです。
目的：picマイコンを使う
手段：瞬間燃費計を作る
となっております。
2003年1月現在の瞬間燃費計の仕様
・表示装置は20桁×4行の液晶です。(昔は16桁×2行だった)
・電源はアクセサリーじゃなくて常時から取ります。
次回エンジン始動時から走行までの間、、前回の結果を表示します。
暗電流は 10mA。月壱ユーザにはお勧めしない。
（前回の結果がいらなければアクセサリーから取ろう）
・スイッチ類はありません。
・瞬間燃費のほかに
・信号間燃費（ゼロスタートから現在まで）と、
・エンジン始動から現在まで
の燃費などを表示します。
こんなかんじ。
<![CDATA[
瞬間系 信号間 起動から
+----------------------------+
|燃費 燃費 燃費 |
|速度 平均速度 平均速度 |
|燃料 距離 距離 |
| 時間 時間 |
+----------------------------+
]]>
左の列、「瞬間系」は瞬間的な値を表示する。
・燃費
瞬間燃費。
定速走行時は燃料パルスの間隔が広い(1Hzぐらい)なので結構いいかげんな値が表示される。
フューエルカット時は f-c と表示。
停止時は --- と表示。
・速度
時速です。なんの変哲もない数字です。
上に0を詰めて表示するが、停止時のみ空白を入れて 0 と表示する（謎
・燃料
単位時間あたりの燃料使用量を cc/min で表示。
フューエルカット時は f-c と表示。
フューエルカットを判断するためのタイムアウト値が長いのが欠点。
短くするとＮレンジ惰性走行時に誤検知して表示がチラチラしてしまう。残念。
中央の列、「信号間」は停止状態から走行状態（車速パルス検知）になったときから現在までの値を表示
・燃費
信号間燃費。
加速が終わり定速走行になると値が上がっていく。
減速中は燃料を使わないのでどんどん上がる。
停車すると値が下がっていく。（アイドリングストップしたくなる）
走り出すとリセット。
・平均速度
信号間平均速度
頑張って速く走っても、信号につかまって値が下がるのが悔しい。エコランが身につく。かも。
・距離
都内で1kmを超えるのは珍しい。
・時間
時間ですよ。
右の列、「起動から」はエンジン始動から現在までの値を表示
ただし、エンジン停止から4時間はリセットされない。
小項目は「信号間」と同様。
実際にはこんなレイアウトで。
<![CDATA[
+--------------------+
|000 00.0 00.0 |
|000 000.0 000.0 |
| 000.00 000.00 |
|000 000:00 000:00 |
+--------------------+
桁 01234567890123456789
]]>
エンジン始動時（前回停止から4時間以上たった場合）、停車状態の間、ちょっと表示が変化する
（電源を常時電源から取っている場合）
<![CDATA[
瞬間系 信号間 前回値
+----------------------------+
|prev 燃費 燃費 |
|速度 平均速度 平均速度 |
|燃料 距離 距離 |
| 時間 時間 |
+----------------------------+
]]>
右の列が「前回値」となり、前回の記録を表示し、更なる省燃費を心がけるための目標を与える。
瞬間系の速度は 0 で意味のない数値。
信号間の時間以外も意味のない数値。
信号間の時間はエンジン始動からの時間なので、暖気時間の目安になるかも。
前回値の記憶にEEROM を使わないのは、「電源を切ったあとに記憶する」という処理というか配線が面倒だから。
ちょっと古くなってしまった、現在にいたるまでのページ（整理ポスト）
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