フィットでデカイ物を運んだレポートをお届けします。

2002/05/25 ロフトベッド

 2番目の子供がもうすぐ生まれてくる。そうすると新婚向け物件である2DKのアパートは狭い。 専有面積は36平米しかない。 和6・洋6 なのだが、例によって畳の大きさが団地サイズなので3人が川の字に寝ると布団が若干重なってしまう。 そんな状況で増えるもう一人はどこに寝るんだ!?

 ということでロフトベッドを買うことにした。 2段ベッドでもよさそうだが、下段に誰を寝かせるかが悩ましく、いまいちスペース効率が悪い。 ロフトベッドなら下に子供を寝かせて、さらに洗濯物を吊るしておくスペースも確保できる。 下のスペースの自由度が増すところがロフトベッドの利点と言えよう。 もちろん、大人が布団を敷いて寝ても良い。

 ロフトベッドは不要品が多く排出されそうな品だ。 緊急避難的にロフトベッドを使うが、すぐに面倒になって引っ越しとかすることが予想される。 中高生あたりの子供部屋に導入したものの、社会人になって独立したらいらなくなるとかもあるだろう。 製品寿命よりもライフスタイルの変化が短いので、不要品となる確立が高い。

 ヤフオクをしばらく見ていたが、1万円前後の値段が付くようだ。新品は2万円ぐらいからか。 2万未満のモノは高さが100cmぐらいのモノだ。150cmぐらいないと洗濯物を吊るすスペースを取り難い。 個人が出す不要品は週に1〜2品程度の間隔で目にする。数が少ないので結構競争率が高い。 不要品を抱える人はもっと多いとハズだと思うが、あまり売れるものだと思わないのだろう。

 市のWebを見ると、リサイクルショップがあるらしい。元保谷市領域にしかないので、 もしかしたら元田無市領域には無かったかもしれない。 合併効果によりリサイクルショップが使えるようになった。かもしれない。 一度行ってみたら閉まっていた。よく調べて見ると、営業時間が4時までだった。 いくらなんでも4時は無いだろう。お役所過ぎる。

 今日、営業時間内に行ってみた。見るとかなりボロいモノしか置いてない。 民間のリサイクルショップで断られたから市営に持ってきましたといった印象を受ける。 しかもホコリを被ったままロクに掃除もされていないような感じだ。
そんな中、ロフトベッドを探したが、普通のベッドしか無いようだった。

 しかし、倉庫(じゃなくて「店内」か)の片隅にロフトベッドの部品と思われるものが立てかけてあった。 これも例に漏れずホコリを被ってて、しかもキズも結構あるような感じだ。 店員(市の職員なのだろうか?)に聞いてみたら、4000円だと言う。 4000円ならまあ許せる感じだ。 どうしても気に入らなければヤフオクで売ることも可能かもしれない。 下手すれば売買差益が出たりして。 と思って買うことにした。

 あまり期待しないで行ったので、フィットにはチャイルドシートを積みっぱなしだ。 助手席を外すことも考えてはいたのだが、いたって普通の状態でいた。 しかしロフトベッドのサイズが普通の布団ギリギリのサイズのものなので、助手席を外さなくても入るという計算だ。

 というとこでフィットをロングモードにし、 ロフトベッドの部品一式を突っ込んだ。無事入った。



 しかし、頭のスグ横にベッドの足があるので長距離の運搬は無理だ。 同一市内だから可能だったといえよう。 助手席を外せば、垂直に立てることも可能かもしれない。 不要になって売るときは運搬サービスもつけてヤフオクに出すことにしよう。 5km あたり 100円とかでもありがたがられるかも。

 ちなみにロフトベッドの下にベビーベッドを置き、寝室のスペース効率がいい感じになった。 まるでフィットのようなスペースユーティリティ!  部屋の写真を撮ろうかと思ったが、生活臭さ満点なのと、魚眼レンズが無いと全体像が撮れないので却下。