SIMM 改造計画成功

概要

16M×4枚=32M×2枚




98/02/05

僕のメインマシンは simm が 16M*4 でささってて、 もうこれ以上増設しようとすると 16*2 をあきらめなければならない。
なにかいい方法は無いだろうかと考えていたら、 いけない想像をしてしまった(笑)

僕のマシンに乗ってる simm は次の写真の通り、2種類だ。
SIMM 1 SIMM 2


SIMM 1 は裏にもう 16M 乗せるスペースがある。
SIMM 2 の裏はパリティ用だ。

そこで、SIMM 2 のメモリチップを剥がして、SIMM 1 に半田付けすることを思い付いた。
問題は、剥がす方法だ。チップ間が狭くて、半田ごてを入れる隙間が無い。 ここは強引に行ってみよう。マイナスドライバーを突っ込んでグリグリだ。 でも、いきなりやるのは恐いので、もうゴミと化した 4M の SIMM で実験だ。
M な SIMM M な Chip


ちょっと足が曲がるが、足よりパターンの方が壊れやすいらしい。 よし、これで行ってみよう。 でも、時間が無いので省略。お金も無いからリカバリできないし。 お金があれば 32M の SIMM が 8000円で買える時代だから問題無い・・・。カナ?

98/02/08

といいつつ、リカバリ出来る資金が無いのに改造に手を付けた。
なかなか大変だ。 チップとチップの間の足も半田付けしなければならないことに気づいてなかった。 幸い、この SIMM はチップ間が広いので、半田ごての先が届くが、作業はやはり難しい。 昨日(土曜日)メモリをはがすのと、チップを4個付けるところまでやった。 今日(日曜日)にもう一度作業したが、4個で飽きた。4個で30分かかった。 これで、32M の SIMM が1本できあがった。 でも、あと1時間は作業しないといけない。
できあがった simm を 16M + 32M でマシンに付けて試してみた。 Pentium マシン(430TX Mother) なので、当然 32M しか認識しないが、 いちおう動作したので、配線のショートは無いと思われる。
半完成



98/02/09

完成


一気に2本目のsimm に8個すべてのチップを半田付けした。1時間以上かかった。 パターンに半田を乗せる作業もあることを忘れていた。 半田のせいで体がヤニくさいような気がする。 確認は目視チェックのみで、マシンに付けてテストした。予想外に、ちゃんと動いた。 なんとなくつまらない(^^;。
クロックアップに弱いといわれる「Linuxカーネル再構築」もやってみた。 この改造はクロックアップではないが、メモリチップが熱で劣化してないかとか、 そーゆーことを調べてみたいのだ。 で、これもちゃんと動く。 以前から、このマシンは外部 75MHz で動かしているが、83MHz にも挑戦してみた。 (僕にとって、75MHz はクロックアップのうちに入らない) でもこれは CPU を2.5倍速に落としてもハングすることがあったのであきらめた。
メインメモリに負荷をかけるため、キャッシュを OFF にしてカーネル再構築もやってみた。 でもスピードが落ちない。もしかして、Linux は起動時にチップセットのレジスタを 初期化するのだろうか? Linux のことは良く分からないので、Win95 でなんかやってみることにした。 たまたま持っていた Superπ を動かしてみた。ちゃんと動いた。
でも、もうちょっと、メインメモリをガンガンアクセスするプログラムが欲しいなぁと思う今日このごろ。
パスコンを入れてないが、裏(表?)にも乗っているので、無くても構わないでしょう。 ちゃんと動いてるし。
チップの上の白いものは、昔の simm に貼ってあったシールの残り (上の写真 SIMM 2 参照)

これで今後どうするのかというと、 というところが僕にとって嬉しいらしい。

戻・・・れない